退職代行 利用率の年次推移と利用者統計【2026年最新】

退職代行 利用率の年次推移と利用者統計【2026年最新】

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労働問題専門メディア編集部

退職代行サービスの比較・口コミ情報を専門に扱うメディア。労働法・退職手続きの最新情報をもとに、利用者が安心して退職代行を選べるよう情報を発信しています。

退職代行サービスの利用率・認知率の年次推移、利用者の属性データ、市場規模推計を、公的統計・民間調査・ヤメラボ独自調査の3ソースから1ページに集約しました。

マイナビ・パーソル総合研究所・東京商工リサーチ・エン・ジャパンなど主要調査の最新データを出典URL付きで掲載しています。さらに、ヤメラボ編集部が独自に実施した退職代行13社の料金調査(2025→2026年の料金変動)も一次データとして掲載しました。ニュース記事・ブログ記事の執筆時に、信頼できる統計ソースとしてご活用ください。

このページの特徴
  • 利用率・認知率の年次推移データを複数調査から網羅(マイナビ/エン・ジャパン/パーソル総研/東京商工リサーチ)
  • 全数値に出典URLを明記。引用時のファクトチェックが容易
  • 公的統計と民間調査・民間推計を明確に区別して表示
  • ヤメラボ独自の13社料金調査データ(2025→2026年変動)を一次情報として掲載

1. 退職代行サービスの認知率推移

退職代行の利用率と認知率の年次推移を示すデータ分析イメージ

退職代行サービスの「名前を知っている・聞いたことがある」と回答した人の割合を、年次で比較しました。

調査年全体認知率20代30代40代以上出典(民間調査)
2023年72%83%78%64%エン・ジャパン『エン転職』ユーザーアンケート(n=7,749)
2024年74%エン・ジャパン「本当の退職理由調査(2024)」(n=5,168)
2024年約70%
(20代認知率83%)
83%労働基準調査組合「退職代行サービスの利用率動向(2024〜2025年)」

※ いずれも民間の就職・転職サービス運営企業や労組系メディアによる任意調査であり、総務省・厚労省等の公的統計ではありません。

2023年→2024年にかけて全体認知率は72%→74%と横ばい〜微増で、すでに認知率は頭打ちの段階に入りつつあります。一方で20代の認知率は83%と突出して高く、若年層では退職代行は「知らない人のほうが珍しい」段階に達しています。

2. 退職代行の利用率推移(年次データ)

実際に退職代行を「利用したことがある」と回答した人の割合です。調査対象(全就業者/転職経験者/離職者)によって数値が大きく異なるため、対象を明記した上で比較します。

個人調査:利用経験率の年次推移

調査年調査主体調査対象利用経験率出典
2023年エン・ジャパン『エン転職』ユーザー(n=7,749)2%エン・ジャパン(2023年9月調査)
2024年エン・ジャパン『エンゲージ』ユーザー(n=5,168)3%エン・ジャパン「本当の退職理由調査(2024)」
2024年マイナビ直近1年間の転職者(n=800)16.6%マイナビ「退職代行サービスに関する調査レポート(2024年)」
2025年パーソル総合研究所離職者(n=977)
退職代行利用者(n=52)含む全体n=1,829
5.1%パーソル総合研究所「離職の変化と退職代行に関する定量調査」(2025年8〜9月)

※ いずれも民間調査です。調査対象・母集団が異なるため、数値をそのまま比較することはできません。

「全就業者」を母集団にした調査(エン・ジャパン)では利用率2〜3%、「離職者」に絞ると5.1%(パーソル総研)、「直近1年間の転職経験者」に絞ると16.6%(マイナビ)と、対象を絞り込むほど利用率が上昇する傾向がはっきり表れています。記事で利用率を引用する際は「誰を母集団にした数値か」を必ず併記してください。

企業調査:退職代行経験企業の年次推移

マイナビが企業人事担当者を対象に行った調査では、「退職代行を利用して退職した社員がいた」と回答した企業の割合が年々増加しています。

年度経験企業の割合出典(民間調査)
2021年16.3%マイナビ「退職代行サービスに関する調査レポート(2024年)」企業調査 n=1,600(2024年7月実施)
2022年19.5%
2023年19.9%
2024年上半期23.2%

2021年16.3%→2024年上半期23.2%と、3年半で約7ポイント上昇。2024年は「上半期だけ」で23.2%のため、通年換算するとさらに高くなる可能性があります。

調査時期企業全体の経験率大企業中小企業出典
2025年6月7.2%
(2024年1月〜調査時点)
15.7%6.5%東京商工リサーチ「退職代行サービスによる退職経験調査」(n=6,653社)

※ マイナビとTSRでは調査対象(従業員側回答/企業人事担当者/法人全体)や質問文が異なるため数値に差があります。どちらも民間調査です。

3. 利用者の年代別・性別構成

退職代行利用者の年代別構成比を示す若手社会人のイメージ

年代別の利用率(個人側調査)

年代利用率調査
20代18.6%マイナビ「退職代行サービスに関する調査レポート(2024年)」個人調査 n=800(直近1年間の転職者)
30代—(20代に次ぐ)
40代以上—(より低い)

※ マイナビ調査では「年代が低いほど利用率が高い」傾向が示されており、20代18.6%が最高値です。

利用者の年代構成比(企業側調査)

年代構成比出典(民間調査)
20代約61%東京商工リサーチ「退職代行サービスによる退職経験調査」(2025年6月、n=6,653)
30代約27%
50代以上約6%
60代以上約3%

20代と30代で利用者全体の約9割を占めています。一方で50代以上も計9%程度存在し、全世代に広がりつつあることも特徴的です。

利用者の勤続年数

勤続年数退職代行利用者の割合一般離職者との比較出典
1年未満約40%一般離職者の約2倍パーソル総合研究所「離職の変化と退職代行に関する定量調査」(2025年)

退職代行利用者の約40%が入社1年未満で退職しており、一般離職者の約2倍の水準です。新卒・第二新卒層での利用が顕著であることが数字からも裏付けられています。

4. 利用者の職種別・業種別構成

職種別の利用率(個人側)

職種利用率出典(民間調査)
営業25.9%マイナビ「退職代行サービスに関する調査レポート(2024年)」個人調査
クリエイター・エンジニア18.8%
企画・経営・管理・事務17.0%

営業職の利用率が25.9%と突出して高く、全職種平均(16.6%)の約1.5倍です。ノルマ・対人ストレスが強い職種ほど退職代行の利用率が高い傾向が表れています。

業種別の経験率(企業側)

業種経験率出典(民間調査)
金融・保険・コンサルティング31.4%マイナビ「退職代行サービスに関する調査レポート(2024年)」企業調査 n=1,600
IT・通信・インターネット29.8%
メーカー25.4%
業種経験率出典(民間調査)
小売業約30%東京商工リサーチ「退職代行サービスによる退職経験調査」(2025年6月)
生活関連サービス業(美容等)約21%

マイナビ調査とTSR調査で上位業種が一部異なりますが、いずれも対人接客が多い業種(金融・小売・美容)と、労働強度が高い業種(IT・メーカー)で経験率が高いという共通点があります。

5. 市場規模推計の年次変化

退職代行サービスに特化した市場規模を示す公的統計(経産省・総務省・厚労省等)は、2026年4月時点で存在しません。以下は民間調査や報道に基づく推計値であり、参考情報として掲載します。出典ごとに数値が大きく乖離するため、特定の推計を唯一の正解として扱わないでください。

時点推計市場規模推計根拠出典(民間推計)
2021年度約80億円
(前年度比127.4%)
業界調査労働基準調査組合「退職代行サービスの利用率動向」
2025年約60億円規模業界推計労働基準調査組合「退職代行サービスの利用率動向」
2025年4月時点6〜10億円
(狭義の業界売上)
主要業者の公開売上からの積み上げ推計アゲインストJob「退職代行の市場規模」

※ 上記はいずれも民間による推計値で、推計手法(法人売上積み上げ/業界調査/付随サービス込み等)が異なるため数値が大きく乖離します。公的統計ではありません。

主要業者の累計件数データ

個別業者の累計利用者数も、市場拡大の参考指標になります。

発表時期業者累計利用者数対象期間出典
2024年8月退職代行モームリ
(株式会社アルバトロス)
15,934名2022年3月15日〜2024年7月31日アルバトロス公式プレスリリース
2025年1月退職代行モームリ26,952名2022年3月〜2025年1月時点株式会社アルバトロス プレスリリース(PR TIMES)
2025年3月退職代行モームリ
(2024年度新卒のみ)
1,814名2024年度新卒者東京新聞 × PR TIMES

モームリ単体で2024年7月→2025年1月の半年間で11,018名増加(15,934→26,952)しており、1社の数値だけでも月間1,800名超のペースで利用者が累積していることが確認できます。

6. ヤメラボ独自データ:13社料金の年次変動

ヤメラボ独自調査について

以下のデータは、ヤメラボ編集部が退職代行サービス13社の公式サイトを直接確認して収集した一次データです(最終確認:2026年4月5日)。料金は税込・正社員料金を基準としています。他記事の当社集計データと一部重複しますが、本項では年次変動(値上げ・値下げ・プラン改定の有無)に焦点を当てて再整理しています。

運営タイプ別の料金統計(2026年4月時点)

運営タイプ平均料金(税込)最安値最高値調査対象
弁護士法人32,200円25,300円77,000円3社
労働組合23,200円19,800円27,000円7社
民間業者19,500円16,500円22,000円3社

出典:ヤメラボ編集部による独自調査(2026年4月5日時点・各社公式サイト確認済み)。

2024年4月→2026年4月の主要業者 料金変動

ヤメラボ編集部が継続調査している主要業者の料金について、過去2年間の変動を整理しました。

業者運営タイプ2026年4月料金(税込)2024年からの変動
退職代行ヒトヤスミ民間(弁護士監修)16,500円据え置き
退職代行ガーディアン労働組合19,800円据え置き
退職代行 即ヤメ労働組合20,000円据え置き
EXIT民間20,000円据え置き
わたしNEXT労働組合21,800円据え置き
退職代行モームリ民間(弁護士監修)22,000円据え置き
(2026年2月時点で新規受付停止中)
SARABA労働組合24,000円据え置き
OITOMA労働組合24,000円据え置き
退職110番弁護士法人43,800円据え置き

出典:ヤメラボ編集部による独自調査(2024年4月/2026年4月時点、各社公式サイト比較)。料金は予告なく変更される場合があります。

主要業者の料金は過去2年間でほぼ据え置きとなっており、市場は価格競争フェーズから「交渉権の有無」「付帯サービス」による差別化フェーズに移行しつつあります。一方で、モームリのように需要過多で新規受付を停止する業者も出ており、価格据え置き下で供給能力が追いつかない構造が観察できます。料金の詳細比較は退職代行 比較|料金・機能を徹底比較、網羅的な統計は退職代行に関する統計データまとめをご覧ください。

7. 出典一覧

公的統計

※ 本記事で参照した内容に直結する公的統計はありません。離職率・退職理由等の公的統計は退職代行に関する統計データまとめに掲載しています。

民間調査

民間推計・業者発表データ

ヤメラボ独自データ

  • 退職代行サービス13社の料金比較(2024年4月/2026年4月時点、各社公式サイト確認)
このデータの引用について

本ページの統計データ・独自調査結果を引用・転載される場合は、出典として以下のURLへのリンクをお願いいたします。

出典:ヤメラボ「退職代行 利用率の年次推移と利用者統計【2026年最新】」
https://yamelabo.jp/magazine/taishoku-daikou-riyouritsu-suii

民間調査(マイナビ・パーソル総研・TSR・エン・ジャパン等)の数値を引用される場合は、各出典元のリンクも併記してください。

まとめ:退職代行は年々一般化、20代では「当たり前の選択肢」に

本ページの統計データから見えてくるのは、以下の3点です。

  • 認知率は20代で83%に達し、若年層では退職代行は「例外的な選択肢」ではなくなっています。
  • 利用率は母集団の取り方次第で2%〜16.6%まで大きく変動します。報道・記事で引用する際は必ず「誰を分母にした数値か」を確認してください。
  • 企業側の経験率は2021年16.3%→2024年上半期23.2%と明確な増加傾向。大企業ほど経験率が高い(東京商工リサーチ:大企業15.7% vs 中小企業6.5%)傾向もあります。

退職代行サービスの選び方や料金比較は、以下の記事もあわせてご覧ください。

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