退職コンシェルジュの評判は怪しい?口コミ・料金を中立調査

退職コンシェルジュの評判は怪しい?口コミ・料金を中立調査

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労働問題専門メディア編集部

退職代行・退職後の給付金に関する比較・口コミ情報を専門に扱うメディア。健康保険法・雇用保険法・社会保険労務士法の最新情報をもとに、利用者が安心してサービスを選べるよう中立の立場で情報を発信しています。

「退職コンシェルジュは怪しい」——そう検索する人は少なくありません。結論から言えば、退職コンシェルジュは詐欺ではなく、2016年設立のCREED BANK株式会社が運営する社会保険給付金サポートです。

ただし、料金は受給できた給付金の10〜15%と決して安くなく、利用前に知っておくべき注意点もあります。さらに、この業界全体に対しては国民生活センターが2025年12月に注意喚起を出しています。

この記事では、運営会社の基礎情報・実際の良い口コミと悪い口コミ・料金の損益比較・「自分で申請する場合」との違いまで、業者を持ち上げも一律否定もしない中立の立場で解説します。

退職コンシェルジュとは?運営会社CREED BANKと仕組み

退職コンシェルジュは、退職後に受け取れる社会保険給付金(傷病手当金・失業給付など)の申請をサポートするサービスです。運営はCREED BANK株式会社で、確認できる基礎情報は次のとおりです。

項目内容
運営会社CREED BANK株式会社
設立2016年9月2日
所在地東京都豊島区西池袋
認証・許可プライバシーマーク取得・有料職業紹介事業許可
士業の関与弁護士・社会保険労務士・税理士・医師が顧問
料金体系成果報酬型(受給額の10〜15%目安・受給できなければ無料/全額返金)

重要な前提として、「退職給付金」「社会保険給付金」という名前の公的制度は存在しません。これらは業者が使う通称で、中身は健康保険の傷病手当金や雇用保険の失業給付です。傷病手当金(最長1年6ヶ月)と失業給付を組み合わせることで、長期間の受給を目指すのがこのサービスの基本的な仕組みです。

なお、報酬を得て申請書を作成・提出代行することは社会保険労務士の独占業務(社会保険労務士法第27条)です。そのため退職コンシェルジュを含む多くの業者は「申請は本人が行い、業者は相談・指導でサポートする」立て付けになっています。

退職コンシェルジュは怪しい・詐欺?言われる3つの理由を検証

退職コンシェルジュが怪しいと言われる理由の検証

理由① 「退職給付金」という制度名が分かりにくい

前述のとおり「退職給付金」という公的制度は存在せず、実際は傷病手当金と失業給付の組み合わせです。この通称の分かりにくさが「怪しい」という印象につながっています。ただし、対象となる給付自体は労働者の正当な権利であり、制度そのものは実在します。

理由② 成果報酬で料金が高く見える

受給額の10〜15%という料金は、受給総額が大きいほど金額も大きくなります。後述のとおり数十万円になることもあり、「高すぎるのでは」という不信感が生まれます。一方で、受給できなければ料金は不要という成果報酬型のため、「払い損」にはなりにくい設計です。

理由③ 前払い・契約への不安

契約や支払いのタイミングへの不安も「怪しい」と言われる一因です。これは退職コンシェルジュ固有というより、社会保険給付金サポート業界全体への不信感が背景にあります。次の章で、その業界リスクを公的データで確認します。

【中立検証】国民生活センターの注意喚起と退職コンシェルジュの位置づけ

社会保険給付金サポートを検討するなら、業界全体に悪質業者が存在するという事実を必ず押さえておくべきです。国民生活センターは2025年12月3日、「失業保険の給付額等を増やすことができるとうたう申請サポートに注意」として注意喚起を行いました(国民生活センター)。

関連する相談件数は2021年度の42件から2024年度には217件へと約5倍に増加。報告された主なトラブルは、①受給額が増えなかった、②解約拒否・高額な違約金、③不調がないのに受診を指示するなど不正受給を促す誘導、の3つです。

この観点で退職コンシェルジュを見ると、運営会社の情報開示(CREED BANK・2016年設立)、プライバシーマーク、士業の顧問関与、受給できなければ返金という料金体系など、悪質業者に見られる特徴(運営者不明・断定広告・解約条件が曖昧)には当てはまりにくいといえます。とはいえ、どの業者を選ぶ場合でも、契約前に料金・解約条件を自分で確認する姿勢は欠かせません。業者の見分け方は社会保険給付金サポートは怪しい?詐欺と優良業者の見分け方で詳しく解説しています。

退職コンシェルジュの良い口コミ・悪い口コミ

第三者サイトに掲載された実際の口コミを、良い声・悪い声の両面から紹介します。出典はいずれも外部サイトで、リンクから原文を確認できます。

良い口コミ

退職コンシェルジュを通じて入金がありました。手続き自体はコンシェルジュの段取り通りに行い、一部はコンシェルジュに代行してもらって15万円ほど給付金をもらえました。

30代・女性出典: ポジサラ

退職コンシェルジュのおかげですぐに退職できただけでなく、社会保険給付金の受け取りについての相談やサポートまで対応してもらえたので、退職後の不安を一切感じませんでした。

40代・男性出典: ベンナビ労働問題

利用前は高いかなと思いましたが、給付金が受け取れなければ支払う必要ないことや、受け取れないよりも絶対に良いなと考えれば高くもないかなと思うことができた。

30代・女性出典: 退職金魚

「給付金を実際に受給できた」「退職後の不安が減った」「成果報酬なので納得できた」という声が目立ちます。

悪い口コミ

初期費用が高かったです。一括の支払いで40万円しました。支払い額分を回収するまでに数ヶ月〜半年くらい掛かり、資金面で余裕がない方は分割払いで合計40万円以上の支払うことになります。

40代・女性出典: ベンナビ労働問題

思っていたほど増えたわけではありませんでした。状況によって結果が変わる。

30代・女性出典: 個人ブログ(退職の体験談)

悪い口コミは「料金が高い・分かりにくい」「返信が遅い」「思ったほど受給額が増えなかった」の3系統に集約され、複数のサイトで一貫して見られます。特に受給額は個人の状況によって変わるため、「必ず大きく増える」と過度に期待しないことが大切です。

料金は受給額の10〜15%|「自分でやる場合」との損益比較

退職コンシェルジュの料金と自分で申請する場合の損益比較

退職コンシェルジュの料金は成果報酬型で、受給できた給付金総額の10〜15%が目安です。給付金を受給できなければ料金は不要で、既払い分は全額返金されると公式に明記されています。利用者の口コミでは一括40万円程度を支払った例も見られます。

ここで冷静に考えたいのが「自分で申請する場合」との比較です。傷病手当金も失業給付も、本来は自分で無料で申請できる給付です。

ルート費用の目安手間向いている人
自分で申請0円大(書類準備・窓口対応・制度の理解)手続きを自分で調べて進められる人
退職コンシェルジュ等のサポート受給額の10〜15%(例:受給300万円なら30〜45万円)小(相談しながら進められる)制度が複雑で自分では不安な人

受給額が大きいほど手数料も増えます。「手続きの手間や取りこぼしのリスクを、数十万円の手数料で買う価値があるか」を、自分の状況に当てはめて判断することが重要です。

退職コンシェルジュのメリット・デメリット

メリット

  • 複雑な傷病手当金・失業給付の手続きを相談しながら進められる
  • 成果報酬型で、受給できなければ料金不要・全額返金
  • 運営会社の情報が開示され、士業が顧問に入っている
  • 無料相談から始められる

デメリット・注意点

  • 受給額の10〜15%という手数料は高く感じられる(数十万円になることも)
  • 申請書類の記入・提出は基本的に自分で行う必要がある
  • 問い合わせへの返信が遅いと感じる口コミがある
  • 受給額は個人の状況次第で、「必ず大きく増える」わけではない

給付金は自分で申請できる?合法・違法の線引き

繰り返しになりますが、傷病手当金は協会けんぽや健康保険組合へ、失業給付はハローワークへ、いずれも本人が無料で申請できます。サポート業者は、その複雑な手続きの相談・指導に対して手数料を取るビジネスです。

ここで絶対に守るべき線引きがあります。不調がないのに「うつ病と診断されるため」などと受診や虚偽申請を指示する業者は違法であり、応じてはいけません。事実と異なる申請は不正受給にあたり、給付の返還だけでなく申請者本人が責任を問われます。退職コンシェルジュに限らず、こうした誘導をする業者は即座に避けてください。

複数の給付金サポートを比較・相談したい場合は、退職後の失業保険・給付金の相談窓口として転職×退職サポート窓口(LINE相談)という選択肢もあります。いずれの業者を選ぶ場合も、料金体系・解約条件・士業の関与を必ず自分で確認してから契約してください。

 転職×退職サポート窓口に相談する 

退職コンシェルジュが向いている人・向いていない人

向いている人:制度が複雑で自分での申請に不安がある人、退職と給付金の手続きをまとめて相談したい人、受給できなければ料金不要という安心感を重視する人。

向いていない人:手続きを自分で調べて進められる人、手数料を払わず満額を受け取りたい人、受給額がそれほど大きくならない見込みの人。退職そのものを会社に伝えられない場合は、まず退職代行+退職後の手続きを検討するとよいでしょう。

よくある質問

退職コンシェルジュは怪しい・詐欺ですか?

詐欺ではありません。運営は2016年設立のCREED BANK株式会社で、プライバシーマークや有料職業紹介事業許可を取得し、弁護士・社会保険労務士などが顧問に入っています。ただし業界全体には悪質業者も存在し、国民生活センターも2025年12月に注意喚起を行っているため、料金や解約条件は契約前に必ず確認してください。

退職コンシェルジュの料金はいくらですか?

成果報酬型で、受給できた給付金総額の10〜15%程度が目安です。固定の料金表は公開されておらず、個別面談で確定します。給付金を受給できなかった場合は料金が不要・全額返金されると公式に明記されています。口コミでは一括40万円程度の例も見られます。

退職コンシェルジュのデメリットは何ですか?

①手数料が高く感じられること、②申請書類の記入・提出は基本的に自分で行う必要があること、③問い合わせへの返信が遅いと感じる口コミがあることです。給付金は本来自分でも無料で申請できる点も理解しておきましょう。

社会保険給付金は自分でも申請できますか?

できます。傷病手当金は協会けんぽや健康保険組合へ、失業給付はハローワークへ、いずれも本人が無料で申請できます。サポートは複雑な手続きの相談・指導に対する対価であり、依頼が必須なわけではありません。

給付金を受給できなかったら返金されますか?

退職コンシェルジュは公式FAQで、給付金を受給できなかった場合は料金が一切不要で、既払い分は全額返金すると明記しています。ただし契約内容は業者ごとに異なるため、解約条件や返金規定は契約前に書面で必ず確認してください。

まとめ

退職コンシェルジュは、2016年設立のCREED BANKが運営する社会保険給付金サポートで、詐欺ではありません。成果報酬型で受給できなければ返金という安心感がある一方、手数料は受給額の10〜15%と高めで、申請の手間も残ります。

給付金は本来自分でも無料で申請できます。「複雑な手続きを手数料で代行してもらう価値があるか」を、受給見込み額と手間を天秤にかけて判断しましょう。どの業者を選ぶ場合でも、料金・解約条件を契約前に確認し、不正受給を促すような業者は避けることが、損もトラブルもしない一番の方法です。